ホイールカバーとホイールの違いとは？どっちがよい？

お車を購入する時に、ホイールのことを考えて選びますか？？
半分ぐらいの人は、全体のバランスや見た目で車のスタイルを見てあまりホイールのデザインまでじっくり選んでいないのではないでしょうか？
全ての自動車にはホイールがついてます。
純正では、スチールホイール＋ホイールカバーかアルミホイールがついていてお車のグレードや使用によって違っていることが多いのです。
では、このスチールホイールとアルミホイールはどっちが良いのでしょうか？？

スチールホイールとアルミホイールの違い。

自動車のホイールは、一見どれもアルミホイールに見えますが種類としてはスチールホイール＋ホイールカバー（キャップ）とアルミホイールの２種類になります。

こちらの写真は、スチールホイールにホイールカバーをしている車です。
よく見る感じですね。
よーく見てみると、シルバーのホイールカバーの隙間から黒いスチールホイールが見えるのがわかります。
えぇ？？
分かりにくいですか？

では、シルバーのホイールカバーを外すとどんな感じかというと

中身はこんな感じです。
（写真は違う車種なので、参考までに）

ホイールカバーの中には、黒い鉄で出来ているスチールホイールが入っているんですね。

次は、アルミホイールです。

この写真がアルミホイールを履いた自動車になります。
スチールホイール＋ホイールカバーの場合と少し雰囲気が違いますね。
ホイールを止めているナットも見えていますし、ホイールの中の部分もスチールホイールとは違ってよく見えます。

これが、スチールホイールとアルミホイールの違いです。
実際見てみるとよくわかるかもしれません。
ホイールカバーは、プラスチックでできているので触った感じも軽い感じがすると思います。

ホイールカバーが道に落ちているのはなぜ？？

ホイールカバーの奥にスチールホイールがあると言いましたが、ホイールカバーがどうやってスチールホイールに止まっているかというと、実は挟まっているだけなんです。
スチールホイールには、ホイールカバーと接する部分に溝かあり、そこにホイールカバーの爪が引っ掛かっているだけで止まっています。
意外と簡単に止まっているんですね。

なので、簡単に外れます。
両手で引っ張ったらとれるぐらい簡単なんです。

なので、縁石に少し擦っただけでホイールカバーは外れて飛んで行ってしまいます。
素材はプラスチックなので、年数が経つと劣化して割れてしまう事もあります。
そうなれば、引っ掛かっているだけのホイールカバーは走行中に飛んで行ってしまうんですね。
それが、道にホイールカバーは落ちている原因になるんです。

ただ、車の落とし物は落とし主の責任になってしまいます。
なので、劣化にせよ擦ってしまったにせよ、落とした人が悪くなってしまいます。
それが、歩行者にあたってケガをさせてしまったなんてことがあれば大変です。

車のタイヤの回転の速度は想像以上に速いので、カバーが飛んだだけでも相当な衝撃になってしまうので、傷んでいないか飛んでしまいそうでないか、定期的に点検する方がいいでしょう。

ホイールカバーが取れそうな場合はそうしたらよい？

ホイールカバーを軽く引っ張ってぐらぐらしているなら、外れかけている証拠です。
しっかり付いているホイールカバーは、ぐらぐらしません。

ぐらつきがある場合や、見た目で明らかに浮いている場合は、外してしまいましょう。
では、その場合どうしたらよいのでしょう？

１枚だけ交換したい場合は？

一番良いのは、カーディーラーへ行って同じものを取り寄せてもらいましょう。

それが、元通りで一番間違いありません。
ただ、ビックリするぐらい高いと思います。

１５インチのものでも１枚６０００円前後していたと思います。

それが２枚３枚とあれば１～２万なんてすぐにかかってしまいます。

なので、１枚だけ飛んでしまって後の３枚は全然大丈夫みたいの時は、同じものを用意するのが良いと思いますが、劣化していて全部交換しないといけない場合はあまりお勧めの方法ではありません。
コストがかかりすぎてしまいます。

複数交換が必要な場合は？

社外品のホイールカバーっていうのも売っています。

こんな商品や

こんなキラキラしたデザインのものも結構安くでしかも４枚セットとかでか販売されています。

お手軽で、新しいホイールカバーでよいと思うんですが、私はあまりお勧めしません。
これらの商品は、いわゆる汎用です。
どんなスチールホイールにも合うように作られています。

スチールホイールのカバーを取り付ける溝は、カーメーカーによって少し違います。
なので、汎用のホイールカバーはしっくる来ることが少ないのです。

なんせカーメーカーが作っているわけではないのですからね。

ピッタリ合っていないという事は、外れやすかったりきつくてギシギシ音が鳴ったりする原因になります。

なので、あまりお勧めではないのです。

ではどうしたらよいのでしょう。

複数のホイールカバーを交換しないといけない場合は、いっそのことアルミホイールに交換するもの良い方法だと思います。
タイヤがまだ使えそうなら、ホイールだけをアルミホイールに変えることもできるんですよ。
タイヤの交換も必要な時期なら、同時にタイヤとホイールを交換してもセットで安い場合もあるので良いのでなないでしょうか？？

さすがに純正アルミホイールとなると高額になるので、社外ホイールでよいと思います。

今では、普通に誰でも聞いた事があるようなメーカーから安いアルミホイールが販売されています。
逆に粗悪品を探す方が難しいぐらい、安くて良いものがありますよ。

価格も、ホイールカバーとあまり変わらないような値段で販売されています。

一度、タイヤ専門店やオートショップなんかに見に行ってもらえれば沢山並んでいると思います。

カーディーラーでも依頼すれば取り寄せしてくれるかもしれませんね。

なぜアルミホイールの方が良いのか？

スチールホイールと比べてアルミホイールは

・軽い

鉄とアルミなので、同じ大きさならアルミホイールの方が軽くなります。
軽くなると何がよいのかというと、運動性能が上がり燃費が良くなる。
出だし等が軽やかになる。

・丈夫

鉄ホイールは、あまり分厚くないので少しのことで曲がってしまいます。
それに比べ、アルミホイールはかなり強い衝撃がないと曲がりません。

・放熱性が高い

ホイールの奥にはブレーキがあります。
ブレーキはとっても高温になり熱を逃がしてあげないと効きが悪くなってしまいます。
スチールホイールとホイールカバーをしていると熱が逃げにくくなってしまいます。
それに比べアルミホイールは、ブレーキ部分が丸見えでとっても放熱性が良いことがわかります。
なので、厳密にいうとアルミホイールの方がブレーキの効きが良くなることが多いのです。

・かっこいい

これは、私の個人的な意見です。
ホイールカバーもかっこいいデザインのものがありますが、アルミホイールのかっこよさにはかないません。
（あくまでも個人的な意見です）

・部品が飛んでいかない

ホイールカバーの様に外れる部分がないので、走行中に何かが飛んでいってしまう事がないので安心ですね。

・錆びない

スチールホイールは、文字通り鉄で出来ているので、表面のは錆止めの塗料が塗ってありますが時間が経てば錆びてしまいます。
錆びればもちろん強度が落ちたり割れてしまったりするので危険です。
それに比べ、アルミは錆びません。
腐食をすることがありますが、鉄ほど弱くないので長もちしますね。

このようにアルミホイールの方が良いことが多いので、あまりコストが変わらないならアルミホイールに交換することをおススメ致します。

スチールホイールとアルミホイールの違いはわかって頂けましたか？

アナタのお車のホイールは鉄ですか？アルミですか？
まずは確認してみましょう。

鉄ホイールなら、ホイールカバーがしっかり付いているのかも確認してくださいね。
決してホイールカバーを飛ばしてしまう事がないようにしてくださいね。