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秋の交通安全週間に気を付けたい検問とは。点数と違反金。

更新日:

2018年、秋の交通安全週間は9月21日~9月30日まで実施されます。
日頃から安全運転に努めなければいけませんが、期間中は特に安全運転をしましょう。
事故を起こさないようにするためですが、免許の点数も大事なのでもったいない原点にならないないように交通安全週間も間の動きをまとめてみました。

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研修生

店長~!
もうすぐ秋の交通安全週間ですね。
嫌ですねぇー。
そこらじゅうで検問してますよ絶対。

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店長

そういえば、そろそろだったね。
検問しているけど、ちゃんと交通ルールを守って走っていれば問題ないじゃない。

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研修生

そーなんですけど、なんか嫌じゃないですかぁ。
そんなにやましい事はないんですが、警察がいるとピシッとなるというか、こう学生の時に生徒指導の先生とすれ違った時の緊張感と似ていてなんか嫌なんです。

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店長

それ、わかる気がするなっ!
あの生徒指導の先生の存在感は半端なかったよね。
でも、その緊張感があるから違反しないならいいじゃん。

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研修生

そーなんですけど、なんか嫌なんです。

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店長

でも、久留間くんその感覚わかるような気がするね。
最近の犯罪は、昔と少し変わってきているから、色々な検問があるかもしれないね。
昨年話題となった、あおり運転の一斉捜査もあるだろうし、飲酒検問もより力を入れてくるだろうしね。

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研修生

そうですね。
僕は、飲んだら乗らないので検問があっても平気なんですが、飲酒運転の事故ってまだまだあるみたいだから警察も力を入れるでしょうね。

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店長

飲酒運転は本当に危険だから、本当になくなってほしいとは思うよね。
でも、社会的に飲酒運転撲滅をしている雰囲気なので、会社の飲み会なんかは車できているって人にお酒を進めなくなったよね。
それが、当たり前になってきているので、良い流れだとは思うけど、それでも飲酒運転が減らないので、検問するんだろうけど。

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研修生

そうですね。
最近は、罰則も厳しいので飲酒運転はいいこと無いのですがね。
交通安全運動って具体的にいつもと何が違うんですか?

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店長

そうだね。
その辺を今日はまとめてみようかな。

秋の交通安全週間とは。

毎年2回春と秋に交通安全週間がありますが。今回は秋の交通安全週間が近づいてきています。

実施期間は、9月21日(金)から9月30日(日)の10日間です。
毎年、今年は長い気がするなぁ~と思ったりしますが、毎年10日間と決まっています。
嫌な事は長く感じてしまうからでしょうか。
交通安全週間といいますが、1週間ではなく10日間なのですね。

全国で一斉に実施されます。

あと、9月30日に関しては、交通死亡事故ゼロを目指す日という事で、30日に限っては死亡事故を無くそうとする運動だそうです。

一般的に。秋の交通安全週間と言われていますが、
正式には、『秋の全国交通安全運動』が正解です。

この運動は、検問をして反則金で税収を上げようという運動ではありません。
この運動をする事によって、少しでも交通事故を減らそうとする運動なのです。
実際は、税収目的もあるかもしれませんが、表向きはそうなのです。

春は、新生活で生活の環境がかわったことによる交通違反の取り締まりを目的にしているのに対して、
秋の全国交通安全運動は、夕暮れが早くなり事故が多くなる季節なので、薄暗くなった時の対策を呼び掛け事故を減らす為に、行わています。

なので、年2回事故の発生しやすい時期に行われている運動なのです。

この、全国交通安全運動期間中は、様々なイベントや呼びかけが行われています。

交差点に警察が経って歩行者誘導をしていらり、車を止めて注意喚起をしたりするのもこの時期なんですね。

やはり目的は、交通事故を減らすことなので警察の皆さんはみんな一生懸命呼びかけておられます。
僕たちドライバーもそれに答えなければいけないかもしれませんね。

交通安全週間によく行われる検問とは。


安全や事故を起こさない為とはわかっていてもやはり検問は嫌なもの。
違反はしていなくても、少し焦ってしまいますよね。
ここで、主な検問を紹介しておきます。

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『スピード違反』


これは、交通安全週間でなくても行われていますが、交通安全週間期間中はより実施されます。
いつもはしていない区間でも、この期間中は実施しているなんてこともあるので、いつもはしていないと油断せずにスピードが出やすそうな道や、速度制限が低めな道路は注意が必要です。

スピード違反の反則金と違反点数は超過速度によって異なります。

一般道の場合。
50km/h以上   12点  罰金80000円以上
30~49km/h   6点  罰金50000円以上
25~29km/h   3点 反則金18000円
20~24km/h   2点 反則金15000円
15~19km/h   1点 反則金12000円
 1~14km/h   1点 反則金 9000円

高速道路の場合。
50km/h以上   12点  罰金80000円以上
40~49km/h   6点  罰金60000円以上
35~39km/h   3点 反則金35000円 
30~34km/h   3点 反則金25000円
25~29km/h   3点 反則金18000円
20~24km/h   2点 反則金15000円
15~19km/h   1点 反則金12000円
 1~14km/h   1点 反則金 9000円

罰金は、刑事処分なので裁判で金額が決まるため一定ではありません。
反則金は行政処分なので一定の金額になります。
一般道と高速道路では、減点数も反則金も異なります。

1km/hから反則金があるの?
と疑問に思う方もおられるかもしれませんが、スピード違反は法律上1km/h以上オーバーしているがけで取り締まることはできます。
10km/h以内ならつかまらないというのは、嘘で法律上は法定速度を1km/hでもオーバーしたら取り締まることはできるのです。
でも、そのぐらいのスピード違反を取り締まっていたらきりがありませんし、トラブルも増えるでしょう。
なので、ある程度の速度超過が無いと警察も取り締まらないのが現状です。
でも、警察が本気を出せば1キロオーバーしただけでもキップを切れるって事は覚えておきましょう。

『信号無視』

この取り締まりも交通安全週間の期間は多くなります。
スピードが出せる道の信号や、早くわたりたい右折レーンなどは特に検問を強化していますね。
交通安全週間の期間は、止まろうか行こうか迷うタイミングで信号が変わった、迷わず止まりましょう。
信号無視と同じ様に取り締まる一旦停止無視の検問も増えるので止まれは確実に止まりましょう。

信号無視 点数2点 反則金9000円
一旦停止 点数2点 反則金7000円

『飲酒運転』

飲酒運転は、未だに事故を起こす原因になっています。
罰則を強化したり、同乗者にも罰則をしたりしても後を絶ちません。
それどころが、飲酒運転を理由に事故をしても逃げてしまったりひき逃げの動機も飲酒運転が多いともいわれています。
飲酒運転は良いことは1つもないので、絶対にやめましょう。

酒酔い運転  5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 点数35点
酒気帯び運転 
0.25mg以上 3年以下の懲役又は 50万円以下の罰金 点数25点 
0.15~0.25  3年以下の懲役又は 50万円以下の罰金 点数13点

•違反点数13点・・・免許停止90日
•違反点数25点・・・免許取消、欠格期間2年
•違反点数35点・・・免許取消、欠格期間3年

※欠格期間とは、免停から次に免許を取得できるまでの期間。

同乗者、車輌提供者への罰則

酒類提供者と同乗者 
運転手が酒酔い運転  3年以下の懲役又は 50万円以下の罰金
運転手が酒気帯び運転 2年以下の懲役又は 30万円以下の罰金

車両提供者
運転手が酒酔い運転  3年以下の懲役又は100万円以下の罰金
運転手が酒気帯び運転 2年以下の懲役又は 50万円以下の罰金

このように飲酒運転には、その当事者はもちろん車両を提供した者やお酒を進めた人、同乗していた人までも罰則を受けることになります。
なので、車できている人には自ら飲ませない事が必要です。
それでも無くならない飲酒運転。
今後、検問もよりいっそう強化されるでしょう。

『座席ベルト装着義務違反』

いわゆるシートベルト違反というやつですね。
現在では、後部座席もシートベルトの装着が義務化されています。
しかし、一般道では取り締まりをしていないのが現状です。
高速道路では、入り口や出口で検問をしていることがありますが、一般道では注意に留まっています。
なので、後部座席については高速道路だけつければいいと認識されている方が多いようですが、一般道であってもつけなければいけないのです。
同乗者にシートベルトをしてもらうのも立派なマナーなので、言いにくいかもしれませんが、同乗者にも確実にシートベルトをしてもらいましょう。
※一部、シートベルトをしなくてよい条件もあります。

シートベルト違反。
反則金なし、点数1点。

幼児用補助装置使用義務違反
反則金なし、点数1点。

チャイルドシートを適正に使っていなくてもシートベルト違反と同様の処分を受けるので注意しましょう。

その他には、今話題のあおり運転にも罰則があり、東名高速道路の事故以来あおり運転についても強化されているので、そのことについては別にまとめていますのでこちらを参考にしてください。

秋の全国交通安全運動期間中は、上記以外にも取り締まは強化されます。

この期間だからという訳ではありませんが、特に交通ルールを守って事故を起こさないようにしましょう。
いらない出費も減らしましょうね。

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