タイヤ専門店の元店長がおススメする、後悔しないタイヤ選びとカーライフサポート

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カギの電池がなくなると車は動かない??電池の交換方法とは?

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最近の自動車は、鍵というものがなくなりリモコンキーというものになっている車種が増えてきました。
ドアのカギを開けるのも、ボタンで開けたり・リモコンキーをもって近づくだけで鍵が開いてしまう車種なんかもあります。
これは、リモコンキーから電波が出ていてそれを車側が認識しデータが合えばカギを開けることができる構造になっています。
リモコンキーから発せられる電波は、それぞれ違うので違う車のカギでも絶対に開くことはありません。
この、リモコンキーからの電波って、電池が無いと飛ばないのでは?
リモコンキーの電池がなくなった時の症状と、電池の交換の仕方教えます。

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研修生

店長!!
今日、車が動かなかったんです。

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店長

とうとう潰れたか!!

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研修生

違いますよー!
原因は、鍵の電池がなくなってたみたいです。
ほんと焦りましたよ!

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店長


あぁ~そうゆうことね!
な~んだ。

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研修生

なんで残念そうなんですか??

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店長

そんなことないよ。
それぐらいで済んでよかったねってこと!

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研修生

ドアのカギも開かなくて、何回も開けるのボタン連打したらやっとカギは空いたんですが、次はエンジンがかからないんです。
カギがありませんって警告が出るだけで、その先に進まないんです。
カギを持っているのにですよ。
それで、スペアキーの事を思い出してそれを使ったら、エンジンかかったんです。
これが、出先だったらと思うと怖いですね。

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店長

そうだね。今回は家だったんでスペアキーがあったから良かったけど、それが無かったら大変だったね。
最近の自動車は、リモコンキーが多いから、久留間くんと同じような経験をした人も多いかもしれないよ。

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研修生

んで、店長。
リモコンキーの電池の交換ってどうしたらいいんですか?

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店長

えぇ?!
それ知らなかったの??

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研修生

はい。
たぶん電池が入っているんだと思ったんですが、おもちゃの様にココに入れてください的な場所がなくて・・・。

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店長

キー自体が小さくなっているし、その分電池も小さくなっているのでわかりにくかったかな?

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店長

それじゃ、鍵持っておいで。
詳しく教えてあげるから。

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研修生

はい、只今!!

リモコンキーの電池がなくなったらどうなる??

現在販売されている自動車やバイクは、リモコンキーが主体となっています。
全車リモコンキーの車種もあれば、オプションでリモコンキーにできる車種なんてのもありますが、殆どがリモコンキーになってきています。

このカギは、リモコンキーから微弱電波が出ていて、それを車側が受け取って一致すればドアのカギが開けれたりエンジンがかけれたりできるって事なんですね。
いわゆるイモビライザーってやつですね。

この、キーを識別する電波はどのように出ているのでしょう?
そう、電源は電池です。

電池が無くなれば、電波は飛ばなくなり持っているリモコンキーはただの飾りになってしまいます。

ドアのカギを開けるのにも、リモコンキーの識別電波が必要なのでもちろんドアのカギは開きません。
リモコンキーに中に刺さっている鍵を直接差し込めるところがある車種なら、そのカギを使ってドアを開けることはできます。
直差しのカギ穴がない車種は、その段階で車内に入ることすらできません。

ドアが開き、車内に入れたとして次にエンジン始動ができません。
リモコンキーが飾りになったので、エンジンをかけるための電波の出ていません。
それなら、車を動かすことが出来ませんね。

そうならない為にも、まだ症状が出ていなくても定期的な電池交換をおススメします。

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電池の換え方。

リモコンキーの電池は、殆どの場合ボタン電池が入っています。
いくら微弱な電波だと言っても、ボタン電池の容量を考えるとそう長くはもちません。
私の場合、まだ使えそうでも1年に1回は、電池を交換するようにしています。

リモコンキーによって交換の仕方は少し違いますが、リモコンキーを開けて中の電池を交換しないといけないのはどれも一緒ですね。

ココでは、私の車のリモコンキーを例にしていきたい思います。

DSC_0225


まずは、リモコンキーを確認するとカギが取り出せるようになっている物と、なっていない物があると思います。

ある場合は、カギを引き抜いておきましょう。
解除ボタンをおすとカギを引き抜くことができるようになります。

無い場合は、次に進みましょう。

次は、リモコンキーを開くためのくぼみが無いか探してください。
あれば、そこに細いマイナスドライバー等を入れて少しコジます。
この時に、キーはプラスチックでできている場合が多いので慎重にしてください。

クボミが無い場合は、どうにかしてリモコンキーを開けてください。
基本的には、表と裏が合わさっているだけで爪で引っ掛かっているなので、どうにかしたら外れます。

刺さっていた鍵をてこの原理を使って開けてもいいでしょう。
カギの向きと、刺さり方が関係するので、全てのリモコンキーができるちは限りません。

DSC_0227


リモコンキーが二つに分かれたら、後は電池を交換するだけです。

DSC_0230


ボタン電池の表面に電池のサイズにが書いてあるので、同じボタン電池を用意してください。
後は、電池を交換して外した順番と逆の事をすれば簡単です。

ちなみに私のリモコンキーは【CR1632】でした。
車種によって電池の大きさが違うので、ご自身の電池の規格を確認してから購入するようにしてください。

この作業をカーディーラーに依頼することもできます。
でも、カーディーラーは、何かの作業をすると作業工賃をとります。

この電池交換は、電池代別で1000円前後とかします。

これだけの作業で1000円ですよ。
『それなら自分でするわっ!』ってなりますよね。

電池が弱くなってきた時の症状とは。

リモコンキーの電池が弱くなると、どのような症状になるのでしょう。
分かりやすいのは、ドアの鍵の開閉が少し遅くなります。
いつもは、ボタンを軽く押せば鍵が簡単に開いたり閉まったりしていたのに、何度かボタンを押さないと反応しなくなったら要注意!
あとは、エンジンスタートボタンでも、反応を見ることができます。
ドアの鍵が開きにくかったりエンジンがかかりにくかったら
すぐにでも新しい電池に交換してください。

車種によっては、車のメーターやどこかに電池の残量を示すところがある場合があります。
その時は、それを参考に電池の交換をしてください。
リモコンキーの電池は、中の電気が無くなってからでは、遅いので定期的に交換するようにしましょう。

最近の車は、ハイテク化が進み何か不具合がでると全てに機能がストップします。
小さなリモコンキーひとつで、車は動かなくもなるんですね。

たかが電池ですが、車を運転するのには絶対必要なので、しっかり管理してトラブルにならないようにしてくださいね。

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