あおり運転の被害にあったときの対処法。煽り返しは損？

最近話題の煽り運転。
２０１７年６月の東名高速道路での夫婦が死亡した事故から、注目を集め出しました。
２０１８年の春の全国交通安全運動期間中やゴールデンウィークなどには、全国でヘリコプターによる一斉摘発なんかがあり、警察も煽り運転撲滅にむけて動き出しています。
今年も９月２１日～３０日までの１０日間、秋の全国交通安全運動が実施されます。
特に煽り運転の検挙に力を入れてくるでしょう。

それでも、煽り運転をする人は後をたちません。
あなたもいつあおり運転の被害に合うかもしれないので、自分の身は自分で守るという事であおり運転をされた時の対処法を紹介します。

実際に運転中にあおり運転の被害に合った時の対処法。

それは、煽り返さない！！
これに尽きます。

煽られたら、誰だって腹が立つし仕返しをしたくなる気持ちは十分わかります。
でも、そこで煽り返しをしたら相手と同じって事になってしまいます。

『あおり運転なんてショーもないことしよって！』って思ってあなたも煽り返していたら、あなたもショーもない人になってしまいます。

後は、最近はあおり運転をターゲットにした検問や、ヘリコプターを使っての一斉検挙なんてものあります。
煽られた時は見られてなくて、煽ったところだけ見られていたら、あなたがあおり運転の犯人になってしまいます。
これほどバカらしいことってないと思いませんか？

なので、仕返しのあおり運転はやめましょう。

では、実際運転中に煽られたらどうしたらよいのでしょうか。

それは
『まだあおり運転なんかしてるヤツおるわぁ』と鼻で笑い道を譲ってあげましょう。
煽るほうも、なにも理由なく煽っているわけではありません。
あなたの運転で気に入らない事があるので煽ってくるのです。

よくある例としては。
高速道路の追い越し車線をゆっくり走っていた。
車間距離が少ないのに割り込んでしまった。
割り込む際、ウインカーを出さずに入った。

上記の様に何かをきっかけに煽ってくるので、道を譲ったら煽らなくなることが多いでしょう。

それでも尚煽ってくる場合は、相手の気が収まるまで待つしかありません。
まだやってんのーと思いながら気長に待ちましょう。

高速道路上でひつこく煽ってきたら、事故を起こしてしまう危険性があるんので、パーキングがあればそこに入って、それでもついてきたら警察にすぐ通報しパーキングに来てもらいましょう。
絶対に高速道路上に停車してはいけません。

相手が車を降りて向かってきた時の対処法。

これが一番たちが悪い相手です。
でも事件に発展するのはこのケースなので、落ち着いて対処しましょう。

まずは、窓と鍵を閉めて絶対に車から降りないようにしてください。
相手がどのような人かがわからないので、降りて行って暴力を振るわれたり最悪の場合なにか武器を持って襲ってくることも考えられます。
なので、絶対に下りずに車内で対処しましょう。

窓を少し開けるのもおススメできません。
車の窓は、意外と頑丈にできているので大の大人が殴っただけでは割れません。
何か硬い工具を使って割るか、開いてる窓を強く引っ張れば割れます。
なので割られないためにも、窓を開けずに対処しましょう。

助手席に誰かが乗っている場合は、警察に通報してもらいましょう。

一人で運転している場合は、相手のいる前で警察に電話をするのも効果的だと思います。
煽ってき犯人も、煽ることが悪いことは知っています。
車を降りて怒鳴ってきたら、脅迫罪や暴行罪になる可能性があることも知っています。
なので、警察に来られると自分が不利になるので、そのまま逃げて行くでしょう。

逃げなかった場合は、警察が来るのを待ってから話し合いをするようにしましょう、

携帯電話で証拠の動画を撮るもの効果的ですが、いきり立っている相手にあからさまにカメラを向けると余計に怒ってしまいます。
動画を撮影するときは、助手席の人がわからないように撮影するか、一人の場合は音声を撮るような感じで分からに様に録画しましょう。

これが、もしなにかあった時に証拠になるので、できるなら証拠を撮っておきましょう。

ドラレコは煽られた場合に役に立つ？

最近は純正でも装着され始めているドライブレコーダーですが、あおり運転の証拠としては高価的なのでしょうか？

煽ってきた相手を、ドラレコの画像だけで検挙するのは難しいでしょう。
何かその後に事件になった場合は、その画像が証拠となり検挙できる場合がありますが、煽られただけでその画像を警察に持っていき捕まえてもらう事はほぼできません。
あくまでも、道路交通法であおり運転を摘発するのはよっぽど悪質でない限り現行犯逮捕しかありません。

以前、通学路を猛スピードで蛇行運転していた若者は、インターネットの動画サイトに自分で投稿しその画像が話題となり警察が動いて検挙されたことがあったので、全く効果がないとは言えませんは、個人が持ち込んだ動画で警察が動いてくれることはそうありません。

それなら、ドラレコはあおり運転には意味がなさそうですが、今後あおり運転の規制はもっと厳しくなるので、ナンバーがわかっていたら個人の動画でも警察が動いてくれる時が来るかもしれません。
それに、煽られた後に車から相手がおりてきた場合に、ドラレコの映像が効果的です。

今のドラレコは音声も録音しているので、相手が文句を言ってきたらそれが証拠に検挙できます。
そうなれば、刑事事件なので警察も動かざるを得なくなります。
被害届を出す必要が出てきますが、相手を暴行罪や脅迫罪で逮捕すことも可能かもしれませんよ！
これが最大の仕返しになることでしょ。

最近のドラレコは、後方も録画できるものも出てきました。

少し高額にはなりますが３６０°撮影できるので、どのように煽ってきたか全て録画できます。

後方も録画しないと後ろから煽ってきた証拠は撮れませんからね。
でも私はこの手に商品はあまり好きになれません。

車内も録画されてしまっている為、なんか嫌なんです。
別に撮られて悪い物はないんですが、なんとなく監視されているようで・・・。

そんな方には、前と後ろだけ録画できるこのような商品がおすすめ。

これなら、車内は映らないのでいいですね。

今は、値段もお手頃でよいドラレコが発売されているので、あおり運転を録画する以外でも絶対あった方が良いと思います。
まだつけていない方は是非検討してみてください。

あおり運転は、今後もなくならないと思うので、煽られた時の対処法を事前に知っておくといざ煽られた時に冷静に判断できると思いますよ。

本日も最後まで読んでいただきありがとございます。