タイヤ専門店の元店長がおススメする、後悔しないタイヤ選びとカーライフサポート

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タイヤ豆知識 空気圧

空気圧管理は窒素ガスが便利?メリットとデメリットとは?

更新日:

春も終わりどんどん暖かくなってきましたね。
2018年の今年は、ゴールデンウイークが最大で9日と大型連休となっています。
そうなればやっぱり、車でどこかにお出かけしたくなりますね。
そこで注意していただきたいのが空気圧ですが、タイヤの交換やメンテナス等でタイヤ屋さんやオートショップに行った事がある方は聞いたり見たことがあるかもしれませんが、今はタイヤの空気の代わりに窒素ガスを入れている人が増えているんです。
その窒素ガスはどれほどの効果があるのでしょうか?

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研修生

店長~!!
タイヤには、空気じゃなくて窒素ガスを入れた方がいいと聞いたのですが、どういうことですか??

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店長

久留間くん、そのままだよ!

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研修生

いやいや、そーじゃなくて!
窒素ガスって何ですか?ってことです。

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店長

あぁ~そーゆーことかぁ!
窒素ガスは、空気に比べて分子構造が大きいのでタイヤから抜けるのが遅いんだよ!
タイヤの大きさによっても変わるんだけど、だいたい3倍~4倍ぐらい遅いと言われているんだよ!

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研修生

そんなに違うんですか??
それなら絶対入れた方がいいですね!
でも窒素ガス・・ガス・・そんなもんタイヤの中に入れて大丈夫なんですか?
爆発・・・しません??

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店長

久留間くん、何を言っているんだね?
窒素は爆発しないよね?というより空気中の80%弱は窒素だよね?
ガスっていい方が悪かったかな?!
空気を限りなく100%に近い窒素にするってことだよ。
お店によって、窒素をボンベで買ったりしているから、窒素ガスって言われているんだね。

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研修生

そーゆーことだったんですね!
なぁ~んだ、ガスって言うから危ないものだと思いました。
窒素のメリットは、空気圧が減りにくいって事だけですか??

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店長

それ以外のメリットとしては、空気の場合約20%が酸素なんだけど、それがなくなるってのも大きなメリットだね。
酸素が無くなることによって、酸化が防げるんだよ。
詳しく言うと、ホイールの腐食が防げたり、エアーバルブやタイヤ内部のスチール類の酸化も防げるのでタイヤが傷みにくく長もちするね!

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研修生

そうだったんですね!
以前教えて頂いた、タイヤの中に水分を入れてはいけないって話と少し似ていますね。

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店長

よく気付いたね!
窒素だけにするってことは、そのほかの成分がなくなるので、水分の元となる物質もなくなるので、水分をタイヤの中に入れない効果と同じ事が言えるね。

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店長

では、ここでもう少し詳しく窒素ガスについて詳しく解説しますね。

タイヤに窒素ガスを入れるメリットとは?

窒素は空気中の約78%を占めていて、あとは酸素が20%で残りはその他の物質となります。
タイヤの中に入れる空気を窒素に変えると

①空気が抜けにくくなる!
②酸素がないので、酸化しない。
③水分がないので温度による内圧変化が少ない。

となっています。

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①空気が抜けにくくなる。

窒素の分子構造は、酸素よりも大きくタイヤのゴムの間から少しづつ浸透して抜けていく浸透率が低いのです。
なので、空気を入れているタイヤよりも空気が減りにくいってことです。
ただ、減らないわけではないので、定期的な点検や補充が必要です。
空気圧をあまり見ていない方や、空気圧をみに行くのが面倒な方は、窒素にしている方がいいかもしれませんね。
空気と比べて、タイヤに窒素を入れている場合は。約3倍~4倍ぐらい抜けにくいとされています。
これはタイヤの大きさによっても左右されますが、
通常1か月に1度点検が必要なので、単純に3か月に1回の点検で済むってことになります。
1年に4回なら、点検も苦じゃないかもしれませんね。

②酸素がないので。酸化しない。

タイヤのゴムの中には、スチールべルトと呼ばれる鉄で出来た素材が沢山入っています。
その他、ホイールが鉄であったり、アルミホイールであったりしますが、鉄は酸素で錆びてしまいますしアルミは塗装されてますが、酸素があると腐食してしまいます。
空気を入れるところにエアーバルブがついていますが、これも中は鉄で出来ていますので酸化してしまいますね。
酸化しないってことは、タイヤもホイールも傷みにくいので、長持ちするってことになります。

③水分がないので、温度による内圧変化が少ない。

タイヤの空気圧は、温度変化の影響を受けて高くなったり逆に低くなったりします。
それは、空気中の水分が大きく影響していて、温度が高くなると膨張し空気圧が高くなります。
その逆で、空気が冷やされると空気圧は低くなってしまいます。
この水分がなくなることによって、この空気圧の変化を少なくすることができます。
窒素にしていても、全く変化しないわけではありませんが、変化量が少ないことによって内圧管理がしやすいのと、乗り心地が安定します。
中には、窒素の方が乗り心地が良いという方もおられますが、それは違います。
乗り心地は良くなるのでなく、温度変化によって内圧が上がらないので、乗り心地が安定するって言い方が正解かと思います。
あとは、内圧の変化が少ないという事は、空気圧で左右される燃費も安定すると言えます。

窒素ガスを入れるデメリットとは?

①窒素ガスを充填するのには費用が掛かかる。

お店によって違いはありますが、だいたい1本500円が相場だと思います。
タイヤは4本ついていますので、2000円が費用として掛かります。
殆どのお店は、初めに費用を払って窒素をいれた方には、その後の点検や補充は無料でしてます。
(違うお店で窒素が入っているタイヤへの窒素の補充が有料のお店はあります)
ただ、中には1年間だけが無料で1年を過ぎると有料というお店もあるので、予め確認している方が良いかもしれません。

②どこでも補充や点検ができない。

窒素ガスの設備を整えているお店は、限られています。
今では、窒素ガスを扱っているお店は増えましたが、まだまだ扱っていないお店の方が圧倒的に多いです。
タイヤ専門店や、量販店などは殆ど扱いがありますが、
カーディーラーやガソリンスタンドは殆どが扱いがありません。
ディーラーで車検や点検をしている方は、ディーラーで空気圧の補充をしてもらえないので、点検や車検後にタイヤ屋さんに寄って空気を入れえもらう必要があります。

このデメリットをクリアできる方は、窒素ガスを入れた方が良いと言えます。
逆に、近くに窒素を扱っているお店がない方や、費用が高いと思う方は、空気をこまめに点検することをおススメします。

窒素と空気が混じってしまったらどうなるの?

これは、まったく問題ありません。
だって、空気の中の約80%は窒素なのですもの。
100%だった窒素の濃度が95%とか90%とかになるだけです。
せっかく窒素を入れた費用がもったいないですがね。
一度窒素ガスを入れたら、点検は窒素ガスを入れたお店でし、パンクなどの緊急時は空気を足すというようにしたら良いと思います。

窒素ガスの事わかっていただけましたか?
管理には少し面倒なこともありますが、タイヤには空気より窒素ガスの方が良いので、デメリットをクリアできる方は是非窒素ガス入れてみてください。

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