これからは、インターネットショッピングも賑わってくる季節になりました。
年末に近づくにつれて、ネットショッピングも増えてくるんですね。
車のパーツで言うと、なんといってもスタッドレスタイヤです。
近年は、スタッドレスタイヤをインターネットで購入して、持ち込みのできるお店に依頼して取り付けてもらうという方法が多くなっています。
タイヤ単体で買うと、基本的にお店でしか作業はできませんが、ホイールとセットで買った場合は自分でも作業できますね。
その、タイヤとホイールをセットで買う時に注意点をまとめてみました。
購入する物を間違えたら取り付けができなくなるので注意してくださいね。
研修生
店長~?!
車のホイールって車種によってサイズが違うじゃないですか~?!
タイヤは横に書いているから、一目でわかるんですが、ホイールの場合はどこにも書いてないのでわからないんですよねぇ~!
店長
そうだね。
ホイールは、内側に書いてある物もあるけど、純正のホイールやスチールホイールなんかは書いていないのも多いよね。
研修生
みんなインターネットでスタッドレスタイヤとホイールのセットを買うときはどーしてるんでしょうか?!
店長
どんな車種に合うのかが書いてある場合もあるし、出品者に問い合わせで確認している人もいるだろうね。
研修生
買った物が自分の車に合わなかったって事はないんでしょうかね?
店長
そりゃ中にはあるだろうね。
それがインターネットでタイヤを買う時に注意するポイントだね。
研修生
どんな事に注意をしたらよいのでしょう?
店長
それじゃ、今回はインターネットでホイールを買う時に注意した方がいいことをまとめてみるね。
インターネットで売ってるホイールの種類。
ネットショッピングで変えるホイールは
・新品社外ホイール+タイヤのセット。
・中古社外ホイール。
・中古社外ホイール+タイヤのセット。
・中古純正ホイール。
・中古純正ホイール+タイヤのセット。
と種類があります。
※社外ホイールとは、カーメーカー純正のホイールでない、ホイールメーカーが汎用で作っているホイールのこと。
新品はそれぞれの車に合うサイズが販売されていて、同じ見た目でも太さや取り付けの位置が違うので車種によってサイズを選びます。
基本的に、サイズが大きくなれば値段も高くなる傾向にあります。
中古ホイールは、新品と違いサイズは決まっています。
中古は、出品されている物だけになりますからね。
社外ホイールの場合は、出品時に記載されている場合が多く、ホイールに裏側にもサイズは掘り文字で書いてあるので確認したらわかるようになります。
純正ホイールの場合は、基本的に中古になります。
新品の純正ホイールはなかなか出回らないすですからね。
新品同様とか、新車外して出ている物は、新車を購入してすぐに外した物なので新品と同様と思っていいでしょう。
新車を買ってすぐに違うホイールに交換した人が出しているんですね。
純正ホイールの場合は、サイズが書いてあると言うより、取り付けていた車種が記載されているケースが多いです。
後は、取り付けできる車種を書いてくれている場合もありますね。
ホイールのサイズを確認する。
ホイルのサイズの見方にこちらのサイトを参考にしてください。
ホイールサイズの見方・ダンロップ公式サイト
まずは自分の車の純正のサイズを調べないといけませんね。
と言っても、ホイールのサイズは外からでは書いていないので、メーカーに確認するかネット等で確認するしかありません。
ネットで確認する方法は
タイヤホイールサイズ.comというサイトがあるので車種等を入力するとわかります。
その際車の型式があれば正確に出ますので、型式と年式も調べておきましょう。
型式と年式については、車検証が任意保険証に掲載されているので確認しましょう。
年式については、『初年度登録年月日』と記載されています。
登録年月日とは違うので注意しましょう。
タイヤホイールサイズ.comでメーカー・車種と型式・年式を入力したらタイヤのサイズとホイールのサイズが出てきます。
自分のタイヤサイズを確認して当てはまる物があればそれが純正のホイールサイズです。
そこに掲載されているサイズは装着できるという事なので、自分の今履いてるサイズよる小さいサイズが記載されていたら、ホイールのインチダウンができると言う事になります。
記載されていない場合でもインチダウンは可能の場合があります。
タイヤ。ホイールのインチダウンについてはこちらの
『スタッドレスは、小さくした方がお得?インチダウンのメリットデメリットとは。』
を参考にしてください。
ちなみに、ネットでスタッドレスタイヤを買う時の注意点については
『スタッドレスをネットで買うときの注意すべき点とは。』
にまとめていますので、参考にしてください。
【新品の場合】
新品の場合は、商品の画像は基本的にカタログ画像等が使用されているので現物写真ではありません。
これは、メーカーから直接取り寄せるため、現物はまだ出店しているお店にはないということです。
タイヤもホイールも同じ事が言えます。
検索窓に『スタッドレス 車種』と検索するとタイヤだけとホイールセットの両方が出てきます。
ホイールセットの場合は、ホイールの画像も出てくるので、デザインは画像で確認してください。
同じ車種でも、タイヤのサイズが何種類か出てくるので、一通り見てから決めるようにしましょう。
慌てて買った後に、もう少し小さいサイズも合ってそっちの方が断然安かったなんてことになったらもったいないですからね。
新品のスタッドレスタイヤと新品のアルミホイールをネットで検索すると
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こんな感じです。
これは、『スタッドレス ヴォクシー』で検索して出てきました。
タイヤのサイズによっては、価格がぐっと変わってくるので、間違えないようにしましょう。
ホイールのサイズは、幅とインチ、後は少しややこしいインセットというものがあります。
幅やインチについては、純正と同じ物を選ぶようにしてください。
インセットについては、少し数字が大きくなれば車体の内側にホイールが入っていくので、ブレーキ等に干渉する可能性があります。
なので、インセットを純正サイズより小さくするのは辞めておきましょう。
純正ホイールは、種類が多く車種ごとにサイズ設定がされていますが、社外ホイールはメインサイズしか作っていません。
なので、価格も安くできるんですが、純正とぴったりのインセットがない事もよくあります。
その場合は、インセット純正より少し小さくして問題ない事が多いのです。
純正インセット +50 を
社外ホイール +48に変更
純正インセット +55 を
社外ホイール +53に変更
インセットの数字が小さくなれば、ホイールが車体の外側にでるという事なので、インセット値が2少なくなればホイールが純正より外側に2mm出ると言うことになります。
車体より、タイヤがはみ出すと違法改造となるので出ないように注意しましょう。
できてもマイナス2ぐらいが無難です。
あと、注意しないといけないのが、ナットです。
ナットとは、ホイールを車に止めているネジの事ですね。
これは、全部一緒に見えて形が違ったりします。
純正に使っているナットが使えない場合がありますので、心配なようでしたら同時に購入してもらう方が良いでしょう。
新品の場合は、車種で検索するとほぼ間違える事がないので、そんなに心配することはないでしょう。
【中古の場合】
中古の場合は、新品と違って1点物になるので、失敗はできません。
社外ホイールの中古品は、基本的にサイズが合っていれば問題なく装着できます。
タイヤのサイズやホイールのサイズを確認し同じ物を購入するようにしましょう。
ホイールサイズの選び方は、【新品の場合】と同じなので参考にしてください。
中古の場合中しないといけないのが、純正ホイールです。
まったく同じ車種の同じホイールを買うなら問題ないんですが、違う車種や違うメーカーの純正ホイールを買う場合は、タイヤとホイールのサイズが同じでも装着できない場合があります。
それは、ハブ径です。
ハブとは車のこの部分ですね。
これが、ホイールのこの部分にぴったり合っています。
それで、ハブの中心にホイールが来るように設計されているんです。
このハブ径カーメーカーによって違うのです。
車のハブ径がホイールより小さかったら装着ができますが、ホイールの方小さくなれば装着は不可です。
なので、純正のホイールを買うときは、サイズが同じでも違うメーカーの純正ホイールを選ぶのは辞めておきましょう。
ちなみに、社外ホイールはこのハブを一番大きなメーカーより大きく作っているので、どのメーカーの車種でも合うようになっているんですね。
あと注意が必要なのが。PCDです。
このPCDとは、ホイールのナットを止めている穴に間隔です。
これは、同じメーカーの車でも間隔が違うため、これも注意が必要です。
トヨタプリウス 5穴 PCD100
(タイヤサイズ195/65R15)
トヨタノア 5穴 PCD114.3
(タイヤサイズ195/65R15)
と同じタイヤサイズ、ホイールサイズでもPCDが変わると装着はできません。
これも注意が必要ですね。
中古でもナットにも注意が必要です。
新品の場合は、購入するときに同時にナットも購入ができました。
これは、社外ホイールは基本同じナットを使えるので、種類としては車ごともネジのピッチを合わせるだけで良かったんです。
でも、中古の純正ホイールの場合はそうはいきません。
純正ホイール用のナットは、同じメーカーでもホイールによって違う事があるのです。
基本的に、スチールホイールとアルミホイールでは、ナットは違います。
これは、同じ車種でもスチールホイールとアルミホイールでは使っているナットの形が違うということになります。
日産車は、アルミ同士でも違う形のナットを使用している場合もあるので、注意が必要ですね。
なので、中古の純正ホイールを買うときは、同じ車種の同じ素材のホイールを選ぶようにしましょうね。
違う車種のホイールを考えている場合は、ディーラーに確認するかカー用品店に聞いてみたらたぶん教えてくれるでしょう。
まとめ
ネットでスタッドレスタイヤとホイールのセットを買う人は増えていますが、失敗しないためには、ちゃんと購入前に自分の車の合うのかを調べる必要がありますね。
それには、自分の車のサイズがいくらなのかをまず知ることからが大事です。
日本には数えきれない車種が販売されているので、登録台数が少ない車種についてはネットにも情報がない場合があります。
その場合は、車販売店に相談する方が良いでしょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。