いつもは、 自動車のタイヤのことや自動車のメンテナンスなどを紹介しているサイトですが、田井屋店長はバイクも乗っているんです。
そんな田井屋店長が休日にバイクのバッテリー交換をしたそうです。
店長
久留間くんは、バイクにも乗るの?
研修生
ぼくは、車しか乗らないですねー!
暖かくなってきたし、バイクで走っている人を見てると気持ち良さそうだなーとは思うんですがねー。
店長
そうなんだー。
ぼくは、 バイクも乗っているんだけど、昨日のお休みを利用してちょっとメンテナンスをしてみたんだ!
あまり普段はバイクを自分で触ることはなかったんだけど、久留間くんの好奇心に影響されて自分でしてみたんだよ!
研修生
えっ?!
ぼくのせいですか?
店長
違うよー!
君のおかげ(笑)
店長
昨日は、バイクのバッテリー交換をしてみたよ!
研修生
バイクのバッテリーって、車と違うんですか?
店長
大きさや規格なんかは違うけど、基本的に作業であったり、交換の際の注意点なんかは同じだったりするかな。
研修生
それじゃー、勉強になりますね。
バイクのバッテリーを交換したときのこと教えてくださいよ!
店長
それでは、詳しく話すね。
バイク(PCX125)のバッテリー交換。
今回は、バイク(PCX125)のバッテリーを交換してみたいと思います。
あまりバイクは自分で触らなかったのですが、新車購入から4年以上経過したという事で、上がってしまったわけではないのですが、念のために早めの交換です。
バッテリー上がりはとっても面倒くさいですもんね。
まずは、バッテリーが入っているところを確認しましょう。
殆んどのスクーター系のバイクはシートを開けた中にあると思います。
盗難防止や、いたずら防止、防水なんてことを考えているのでしょう。
私が乗っているPCXはメットインを
開けて前方部分のふたの奥にしまってありました。
ふたを開けるには、クリップをひとつ取る必要があります。
このクリップは、中央部分を中に押し込む事によって外れる仕組みになっています。
中央部分のポッチを中に押し込んでマイナクドライバー等でこじるか、ふたをそのまま手前に引っ張れば外れます。
取り付ける際は、クリップの中央部分を逆側から押して中央のストッパーは出っ張るようにしておいて、本体を押し込んでから中央のストッパーを元に戻すとクリップが効きます。
バッテリーには、プラスとなマイナスがあるのはご存知ですね。
殆どの場合、プラス側には赤いカバーがしてあります。
これは安全上あった方がいいので、必要以外には外さないようにしましょう。
バッテリーは、ゴムのバンドで固定されているのでまずゴムバンドが引っ掛かっているフックを外します。
次にバッテリーから端子を外すのですが、ここが最も注意するところです。
バッテリーは、ショートするとコンピューターのダメージを与えてしまう可能性があるので、絶対にショートさせてはいけません。
ショートしないように予防として覚えておきたいのが、端子を外す順番です。
外す時はマイナスから外して、プラスを外す。
付ける時はプラスからつけて、マイナスをつけるです。
マイナスからプラス、そしてプラス付けてマイナスです。
これだけは必ず覚えておきましょう。
逆ならダメなの?
と思う方もいるかもしれませんが、逆でも取り付けは可能です。
でも、危険性があるということなんです。
もし順番を逆にしたとしたら、プラス端子を緩めている最中に工具がボディに触れてしまったとします。
バッテリーにはマイナス端子が付いたままなので、ボディにはマイナス(ボディアース)が流れています。
という事は、その時点でショートしてしまうという事なのです。
これが、先ほど言った順番で作業すると、
先にマイナス端子を外しているので、ボディーからはアースが無くなっているという事は、プラス端子を外す時にボディに工具が触れてしまったとしてもショートすることはありません。
こっちの方が、絶対安全ですよね。
なので、何度も言いますが、バッテリーの端子を外す時は
マイナスからプラス、そしてプラス付けてマイナスです。
これは覚えておいてください。
話は戻りますが、バッテリー端子を外せたら新しいバッテリーに交換します。
この時も、新しいバッテリーの端子の向きを必ず確認してください。
逆に接続したら、その時点で終わりです。
バッテリーを新しいものに交換して、端子をプラスから取り付けマイナスをつけます。
この時に、端子に配線を固定しているネジの新しいものがあるなら、それに交換してください。
再使用がダメなわけではありませんが、錆びていたら電通が悪くなってしまいます。
後はバッテリーを固定していたゴムバンドを元の様に取り付ければ完了です。
カバーとクリップを忘れずに取り付けてくださいね。
今回私が購入したバッテリーがこちら。
本当は純正バッテリーがいいんでしょうが、高いですよね??
バイクのバッテリーってなんでこんなに高いのでしょうか・・・。
小さいのに・・・。
という事で、互換バッテリーというのを見つけました。
価格は純正品と比べて1/6ぐらいです。
思った通りの原産国ですが、安さには勝てませんでした。
ただ、1年保証と購入者の多さについ手が出てしまった感じです。
見た目は普通。
取り付けも難なくクリア。
後は、持ちだけですが、新車時のバッテリーが4年以上持ったので、1年もっても価格的にはお得かなと。
取り付け後、1週間ほど経ちましたが、快調です。
アイドリングストップも正常に使えているので、問題ないのかなと思っています。
でもどうしても品質が心配な方は、迷わずに純正バッテリーを購入してください。
自分で交換したら工賃もかからないので、とっても経済的ですね。
ただ、廃バッテリーは適正に処分してくださいね。
決してそこら辺に捨てることがないようにしてください。
私は、バイクを購入した、バイク屋さんに引き取ってもらいました。
今までは、あまり自分のバイクを触らなかったのですが、一度触ってしまうと何でもできるような気がしてきました。
また、なんか交換する時は紹介しますね。
では、今回はこの辺で。