新車の時のヘッドライトは、ピカピカでキラキラしていますよね?!
知れが、何年か経つと黄色く黄ばんできてとっても古く見えてきます。
同じ車種でも黄ばみが酷い車と、いつまでも綺麗な車がありますよね?
それはなぜでしょうか?
原因と黄ばみを取る方法を教えます。
研修生
店長~!
僕の車のヘッドライトが、左側だけ黄ばんできているんです。
これってヘッドライトが不良品なんですかね??
店長
久留間くん、不良品ではないと思うよ!
また、ディーラーにクレームを言おうと思っていたね!!
ダメダメ!クレームばっかり言ってちゃクレーマーと言われるよ!
それは、紫外線による黄ばみだね!
研修生
クレーマーじゃないですよー!
ちょっと文句言いなだけです。
そんなことより、紫外線??
太陽にあたって黄ばんできたって事ですか?
でも日中は殆ど乗らないので、ずっと止まっているんですけどね?
店長
その止めている駐車場は日が当たるんじゃない?
片側だけが強く当たるとかない?
研修生
確かに、右は建物の陰になって日は当たりませんが、左側は直射日航が当たっています。
それが原因??
店長
それだけがすべての原因ではないかもしれないけど、それが原因で間違いないだろうね。
研修生
でも、青空駐車場の人は太陽をずっと浴びるのに、ヘッドライトはその辺の対策はしていないんですか?
店長
もちろん対策はしているよ。
でも、最近の紫外線の量が半端ないじゃない?
特に夏場はとっても暑くなるので、ヘッドライトにも相当なダメージがあるんだよ。
研修生
そう言われてみれば、昔より今の方が確実に紫外線が多いですものね!
店長
そうだね!
それに昔の車は、ヘッドライトにガラスを使っていたので黄ばんだりしにくかったんだけど、今の車のヘッドライトはポリカーボネイトっというプラスチックのような素材でできているので、その素材が紫外線に弱く黄ばんでしまうんだよ。
研修生
素材の違いもあったんですね。
この黄ばみ取れないんですか?
店長
取れるよ!
この前調度ぼくの車もヘッドライトを磨いたので、写真があったと思うから、詳しく教えてあげるね。
ヘッドライトの黄ばみの原因とは?
車を古臭く見せてしまうヘッドライトの黄ばみ。
その原因は主に
・紫外線による劣化。
・傷によりクリアはがれ。
・熱による劣化。
・レンズ内部の熱による劣化。
が考えられます。
そのうち、原因の殆どが紫外線による劣化が考えらえます。
一昔前の車のヘッドライトは、ガラスでできていました。
ガラスに溝を切り光軸を出していた車が殆どだったんですね。
なので、昔の車は今の車と比べるとヘッドライトが白く濁って中が見えなくなっています。
それに比べて今の車は、ポリカーボネイトという素材で出来ています。
このポリカーボネイトは、衝撃に強く、透明性が高い、さらにはガラス製のヘッドライトと比べると軽く作れるのが特徴です。
なので、今の車には殆どの車種でこのポリカーボネイトが使われています。
ただ、短所としては紫外線に弱いという事です。
もちろん紫外線でヘッドライトが劣化しないように、表面に紫外線に強いコーティングが施されていますが、長年強い太陽の光を浴びるとこのコーティングもはがれていき、防げなくなっていくのです。
この紫外線による劣化は、太陽にあたる時間が多いほど早く劣化してしまいます。
なので、駐車場が屋根付きシャッター付きなんて所は、殆ど影響を受けずに長年綺麗なままに保てるでしょう。
ただ、そんな環境で車を保管できる人は少ないと思います。
青空駐車場の場合は、車を止めている向きで劣化の仕方が変わります。
片側により多く太陽が当たる向きに駐車している場合は、そっちのヘッドライトの方が黄ばみは激しくなるでしょう。
ちなみに我が家は、昼過ぎまで車の正面から太陽が当たっている為、左右の黄ばみは同じぐらいで、黄ばみ方も殆ど左右は同じでした。
次に傷によるクリアはがれですが、
これも最終的には紫外線が原因になってきます。
ヘッドライトの表面には、クリアーコーティングがされていて、紫外線による劣化を防いでいます。
ヘッドライトに何かが当たり傷が入ったらその傷がついた部分からクリアコートがはがれていきます。
結果、そのクリアコートがはがれた所に紫外線があたり黄ばんでしまいという事です。
熱による劣化は、ヘッドライトの外と中でおきます。
外は外気にさらされるので、風もあたりそこまで温度上昇はしませんが、ヘッドライト中は電気の熱でかなりの高温になっています。
夏場にヘッドライトをつけたまま走行した後は、手では触れないぐらい暑くなっています。
この熱による劣化もヘッドライトを曇らせている原因になっています。
でも、この熱による劣化は、黄ばむというよりは濁るという方が正しい表現ですね。
熱によって黄色くなることはあまりありません。
このように、ヘッドライトを黄色く曇らせる原因はいろいろありますが、紫外線による影響が大きいのはわかりますね。
ヘッドライトの黄ばみをとるには。
この黄ばみは、ヘッドライトの表面のクリアーコーティングが劣化して紫外線とポリカーボネイトが反応してできるもです。
なので、まずはこの黄ばんでできた表面のざらざらを除去してあげなければいけません。
現在市販されているヘッドライトクリーナーは無数にあります。
ただ、数がありすぎてどれを選んだらいいかわからないと言う方も多いのではないでしょうか?!
答えは、簡単なものほど黄ばむスピードは速い という事です。
基本的にヘッドライトクリーナーは、表面の汚れた黄ばみを削り落とさなければいけません。
なので、クリーナーの中には研磨剤が入っています。
そのうえで、再びコーティングをして紫外線が当たってもいいようにするのがヘッドライトクリーナーです。
なんで、さっと一吹きで簡単に黄ばみを落とせるような商品は手軽でいいのですが、すぐにまた黄ばんでしまう為数か月に1度クリーニングをする必要があります。
でも、簡単なので苦にならないかもしれませんね。
そんな用品をお探しの方におススメなのは、これ
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少し高額ですが泡タイプで、ヘッドライトに吹き付けて噴き上げるだけのシンプル作業。
意外と持続性もあります。
内容量も多いので、何度も使えるので、長い目で見るとそんなに高くないかもしれません。
でも、あまりゴシゴシし過ぎると表面を傷つけてしまうので、黄ばみが酷い場合は何度も施工した方がいいでしょう。
もう少しリーズナブルに行きたいならこれ
SURLUSTER ヘッドライトクリーナー ゼロリバイブ 70ml S-104
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よくオートバックスなどの量販店で並んでいるメーカーです。
シュアラスターは、洗剤やワックスなんかも得意なメーカーなので、信頼できると思います。
私も実際この商品も使いましたが、施工後は綺麗に黄ばみが取れましたよ。
でも、持続はやはり短い印象です。
2~3か月に一度は施工していました。
そして今回私が施工したのがこれ
WAKO'S ワコーズ ハードコート復元キット HC-K V340
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車好きの人なら1度は聞いた事があるかもしれませんが、ケミカル商品で有名なワコーズのヘッドライト用のコーティングです。
この商品は、手間はかかりますが、施工後の輝きと持続性が良いので今回はこのワコーズの商品に決めました。
ちょっと高かったんですが、何ども施工できるので長い目で見たらそんなに損ではないかと思います。
キット内容では、下処理剤でヘッドライトを磨く事になっていますが、黄ばみが酷くなっていたので、下処理剤を使う前に耐水ペーパーで黄ばみを先に落としました。
耐水ペーパーで黄ばみを落とす時は汚れがボディについてしまうのでビニール等で覆うと後が楽ですよ。
耐水ペーパー2000番で磨いて黄色い汚れが出なくなるまで磨いたら、次に6000番でさらに細かく磨いていきます。
そして下処理剤で磨けばそれだけでピカピカになるんですね~!
ただ、これだけではクリアーコーティングをはがしただけなので、ヘッドライト表面にコーティングをしないといけません。
綺麗になったヘッドライトにコーティング剤を綺麗に塗り込めば完成です。
乾かすのに少し時間がかかるので、施工日と翌日ぐらいは雨が降らない日を選びましょう。
どうですかこの輝き!
内側の熱による劣化もあるので新品同様とまではいきませんが、黄ばんでいるとは誰も思わないぐらい綺麗になりました。
よくカーディーラーやカーショップなどで1回5000円から10000円ぐらいでヘッドライトクリーニングをしていますが、使っている液剤は業務用なのですがこのワコーズの様に下処理をした後にコーティング剤を塗りこむタイプなので、綺麗かつ持続性があります。
自分でするもは面倒臭いと言う方は、ショップに依頼したら間違いないと思います。
ヘッドライトが綺麗になれば、車の印象もガラッと変わるので、ドライブが楽しくなりそうですね。
是非あなたも【自動車DIY】で愛車を綺麗にしてあげてください。