冬も本番なりスタッドレスタイヤを購入しようと思っている方は、いろいろお店やインターネットで調べている頃ですかね?
実際地域によっても値段差はあると思いますが、最近ではインターネットが一番安く買えるのではないでしょうか?!
でも、インターネットが安いのはわかっていても、自分で交換作業はできないし、そもそもタイヤがいいかわからないって方も多いかもしれません。
今年はインターネットで買ってみるぞ!って方は
『【注意】スタッドレスをネットで買う時の注意すべき点とは。』
を参考にしてみてください。
インターネットではやっぱり不安って方は、近くのお店にタイヤを見に行って店員さんに相談したり、見積もりをもらったりしている事でしょう。
見積もりをもらった方の中には
見積もりの項目の中に「バルブ」って無いですか?
「チューブレスバルブ」
「チューブレスゴムバルブ」
「ゴムバルブ」
「エアーバルブ」
このような表現で書かれているかも知れませが、全て同じものを示しています。
これって交換が必要なのでしょうか?
本日は、チューブレスゴムバルブについてお話したいと思います。
研修生
店長!!
タイヤの見積もり書によくチューブレスバルブが強制的に入っているんですが、これって毎回交換しないといけないもんなのですかね?
店長
それぼくもよく言われるけど、絶対交換しないといけないかって言われると、現在すでにエアーがバルブから漏れてる人以外は交換しなくてもいいんだけどね。
研修生
そうですよね~!
僕もそう思ってい・・・
店長
でもね!!
研修生
(いやまだ喋っている途中なんだけどなっ。。)
店長
でもね、久留間くん!
タイヤ効果の時は、バルブも交換はしておいた方がいいんだよ!
研修生
なんでなんですか?
エアーが漏れてなかったら、漏れた時に交換した方がよくないですか?
店長
エアーが漏れるまでは使えるってのは、あってるんだけど
漏れた時の事を考えると早めの交換の方が安心かなってことだね。
バルブは、タイヤがホイールから外れている時しか交換できないから、
エアーが漏れてからだと、またタイヤをホイールから外す工賃が加算されるので結果的に割高になるんだね。
研修生
そぉ~か!!
そういえば、バルブってホイールの中から刺さっていますもんね。
店長
そういうこと!
それにタイヤを交換しないといけないって事は、それなりに年数が経っているので、バルブも傷んでる可能性が高く、そのまま使ってもすぐにダメになってしまう事も多いしね。
バルブもゴムでできているんだから。
研修生
タイヤが劣化すると同時に、エアーバルブも劣化しているんですね。
店長
そうだね。
それじゃもう少し詳しくホイールのバルブについて解説するね。
ホイールについてるエアーバルブとは?
タイヤにエアーを入れる時って、入口がありますよね?
それが、エアーバルブです。
正式には『チューブレスゴムバルブ』って言いますが、お店によって言い方は違いますがね。
チューブレスタイヤ用のホイールに付けるゴム製のバルブなので、
チューブレスゴムバルブですね。
チューブレスゴムバルブは
このようにゴムなので黒い突起になっています。
基本的には、スチールホイールでもアルミホイールでも同じ型のものを使っているんですが、稀にアルミホイールで専用のバルブが付いている場合があるので注意が必要ですね。
スチールホイールには、チューブレスゴムバルブしかありませんが
アルミホイールの場合は、専用の鉄やアルミでできたバルブが使われている場合があるんですね。
この写真は、一見鉄製のバルブに見えますが、チューブレスゴムバルブの上にメッキ調のカバーとキャップをしてるだけで、中身は通常のチューブレスゴムバルブのと同じです。
最近では、車両に装備品でタイヤの空気圧センサーが付いていて、空気圧を測定する機会がエアーバルブについているタイプがあります。
こんな見た目のバルブが付いている場合は、空気圧センサー付きのバルブの可能性があるので注意しましょう。
純正で空気圧センサーが付いている車は、一度取扱説明書を見た方がいいと思います。
空気圧センサー付きのバルブはこんな見た目なので、一見区別がつきにくいんです。
チューブレスゴムバルブの寿命とは?
チューブレスゴムバルブは、ゴムでできているので使用しているうちに劣化していきます。
車の使用状況や使用環境によって寿命は違ってくるので、一概に何年ごとの交換とは言えませんが、タイヤ交換の時は同時に交換した方がいいでしょう。
タイヤ交換って、夏タイヤでもスタッドレスタイヤでも、大体3年~5年ぐらいでしますよね?
チューブレスゴムバルブもゴムでできているので同じぐらいの寿命なのですね。
チューブレスゴムバルブは、ホイールの中から固定されています。
交換は、ホイールにタイヤが付いていない状態でしかできません。
となれば、ホイールからタイヤが外れている状態、すなわちタイヤ交換の時に交換するのが一番いいと言えます。
※タイヤがパンクして、新しい状態なのに新品に交換しないといけない場合は、バルブは交換する必要がない場合があります。
鉄バルブや空気圧センサー付きバルブの時は?
チューブレスゴムバルブは、規格があるので大きさは一定でどこでも交換できます。
しかし、鉄バルブや空気圧センサー付きのバルブの時は、専用品の事も多くすぐに交換はできない事もあります。
鉄バルブにも小さなゴムパッキンが付いています。
それは交換しなくていいのでしょうか?
矛盾になるかもしれませんが、タイヤショップではあまり交換せず増し締めをしてるだけのお店が多くあります。
もしくは、チューブレスゴムバルブと規格が同じ大きさの穴があいてるホイールの場合は、チューブレスゴムバルブに交換する場合もあります。
鉄バルブについてるゴムパッキンの形状は、バルブの形によって違ってくるので、ホイールメーカーからの取り寄せになります。
すぐに交換できないことが多いので、パッキンはそのまま使って使用できないぐら劣化したら取り寄せて交換する方法をとっているんですね。
空気圧センサー付きのバルブの場合は、再使用の場合は外したバルブをそのままつ使いますが交換の時はディラーで交換になるので、販売店に相談しましょう。
チューブレスゴムバルブを替えないとどうなる?
タイヤ内の空気は、チューブレスゴムバルブの中の弁によって漏れないようになっていて、空気を入れる時はその弁が開いて空気を中に送り込めるようになっています。
チューブレスゴムバルブのゴム自体も劣化しますが、その弁(ムシやバルブコアとも言われる部分)も劣化するので、寿命が来ればエアー漏れをおこします。
徐々に空気が漏れることもあれば、一気に全部の空気が漏れてしまうこともあります。
そうなれば大変ですよね。
チューブレスゴムバルブは、大体1本300円から500円ぐらいて販売されていいます。
タイヤ交換と同時交換なら、
バルブ代 500x4=2000円
バルブだけ交換なら
バルブ代 500x4=2000円
タイヤ組み替え代 1500x4=6000円
トータル8000円もかかってしまいます。
※お店によってバルブ代も組み替え代も違うので、あくまでも参考価格です。
それにバルブだけ交換したら、時間もかかってしまいます。
総合的に考えて、タイヤと同時に交換した方がお得なのですね。
まとめ。
この時期はスタッドレスタイヤの見積もの中にチューブレスゴムバルブの項目が入っているかもしれません。
・タイヤだけを交換してホイールは再使用するとき。
交換が必要でない時。
・鉄バルブか空気圧センサー付きバルブが付いているとき。
・ホイールセットで買う時。
・前回バルブを交換して1年以内。
あなたの場合はどれに当てはまるかを見て、必要なら交換するようにしましょう。
バルブが劣化すると、そこから空気が漏れて大変危険です。
インターネット等で中古のタイヤホイールを買った場合もバルブは劣化している可能性もあるので、タイヤ専門手に行って点検してもらった方がいいでしょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。