皆さん、いかがお過ごしですか?
私は、少々凹んでおります。
数ヵ月前に、愛車のエスティマ君のウォーターポンプが故障し、大がかりな修理をしたんですが、またまたトラブルです。
ウォーターポンプ交換の記事は
『50エスティマのウォーターポンプ修理。驚きの見積り額!!』
と
『3.5L、V6エスティマのウォーターポンプ修理の結果』
より確認できます。
今回は、オルタネーター!
ダイナモとかとも言われたりしますが、厳密にいえば少し違います。
交流発電器の事をオルタネーター、直流発電器のことをダイナモといいます。
現在では、発電効率が良いオルタネーターが主に使われている車が多いですね。
ただ、ダイナモという名称は、発電器全般を指すのでダイナモの中のオルタネーターといったところでしょうか。
これが壊れると、大変でした。
しかも、またまた大がかりな修理になってしまいました。
本日は、その事について書きたいと思います。
店長
私が乗っているのは、
トヨタのエスティマ。
GSR50という型式で
エンジンは
3.5LのV6
2GRというエンジンを搭載した車です。
現在15万キロほど走っています。
店長
これが、よく走ってくれて居住性もよくとっても満足してるんですが、整備となると意外と厄介なんです。
店長
小さなエンジンルームに大きなエンジンを積んでいるので、何をするにもすんなり作業ができず、結果バラバラにしないといけないんですねー。
店長
数ヵ月前に、ウォーターポンプという部品を交換したときも、エンジンを一旦車体から下ろして作業しないといけなかったので、それはそれは大がかりな作業になりました。
そして、今回はオルタネーターが故障してしまったので、行き付けの修理工場ていったんですが、やっぱり前回りの部品をかなり外さなくては交換ができないらしく、あえなく入院となりした。
店長
その時のことを詳しくお話しますね。
V6の3.5Lのエスティマに乗ってる方は参考にしてください。
そもそもオルタネーターとは?
オルタネーターは、ダイナモとか発電機とかと呼ぶ人もおられますが、電装部品でどの車にも必ず付いています。
簡単に言うと、エンジンの動力を使いベルトを回して、オルタネーターを回転させることにより電気を作っています。
それをバッテリーに戻して充電するというシステムなんですね。
車のバッテリーは、言わば充電電池なので、使っていたら電気がどんどん無くなってしまう。
そのバッテリーを充電する充電器の役割をしてるのが、オルタネーターってわけです。
そのオルタネーターが壊れてしまったら、バッテリーが充電できず空になってしまいますね。
空になれば、エンジンは止まってしまうというとこなんです。
オルタネーターが故障したらどうなる?
オルタネーターの壊れ方もいろいろあるので、一概には言えませんが、最終的にはエンジンが止まってしまいます。
電気製品なので、一気に動かなくなってしまう場合もあれば、動いたり動かなくなったりを繰り返すこともあります。
私の愛車の場合は、モーター音?のような音が大きくなってきて、
ハンドルが重たくなり、
カーナビのモニターがチカチカしてから消えて、
バックにシフトレバーを入れた瞬間、
エンジンが止まってしまいました。
そこからは、エンジンを始動しようとしても、エンジンはかからず、そこからレッカーで運んでもらうはめになりした。
これが、道の真ん中とかでなかったのが唯一の救いですかね。
交差点とか、高速道路とかで止まってしまったら、事故になりかねませんからね!
最近の車は、ハンドルも電子制御になっているので、オルタネーターが故障し、電気残量がなくなればハンドルが重たくなるので、それも危険ですよね。
その後、行き付けの修理工場に運んで、入院となりました。
オルタネーター交換費用は?
故障するとは思っていなかったので、自分の車のオルタネーターの値段なんて調べていなかったんですが、そんなに高くないだろーと思っていたんですが、考えが甘かった!
やっぱりエンジンが大きいと、部品も高くなってしまうんですね!
オルタネーター本体を純正品ではなく、リビルト品にしても、6万円ほどかかりました。
実はインターネットでも買えたんですが、今回は急に故障してしまったので、修理工場からトヨタの部品屋さん経由でオルタネーターを注文したので割高になっています。
時間があったり、故障がまだ軽度の場合は、インターネットで購入後持ち込んだ方が安くなると思います。
※リビルト品については、下記で解説してます。
そして、交換工賃が
4万円!
これは、知り合いの工場だかららすくしてもらっています。
通常だと、5万円はするかと。
なぜそんなに工賃が高いのかと言うと、結局いろいろな部品を外さなくてはいけないからなんです。
・フロントバンパー
・ヘッドライト
・ラジエーター
・エアコン配管
と外す部品が多く時間もかかるので、費用がかかってしまうんですね。
しかも、数ヵ月前にエンジンを下ろしたときに、エアコンガスとラジエーターに入れる冷却水を新品にしてるんですが、それは全部抜けてしまうので、また入れ替えです。
なんたかもったいない。
でも、仕方ないですね。
今回は工場に数日間入れていたので、写真はありませんが、
最終的に今回かかった費用は
エアコンのガスを入れ直したり、冷却水であるロングライフクーラントを入れ替えたりして
トータルで
約12万円程でした。
痛い出費ですがしかたない・・・。
リビルト品とは?
先ほどの修理の詳細の中で、出てきたリビルト品ですが、簡単に言えば再生品です。
オルタネーターは、発電する為にいろいろな部品で構成されています。
でも、外側のアルミで出来たカバーなど、交換しなくてもいいところもあるんですね。
その交換をしないといけない部分を新しいものに交換して、使える所はそのまま使って再生したものをリビルト品といいます。
殆どの場合は、中古のオルタネーターをオーバーホールして、販売し、外したオルタネーターをまた回収しています。
再生しているので、純正の新品オルタネーターの半額以下で買えてしまう事もあるんですよ。
部品によっては、保証が1年付いていることもあったりして、信頼はできるかと・・・。
インターネットでも販売されています。
やはりV6 3.5Lは少し割高ですが、インターネットで買った方がお店経由で買うよりも断然お得なんです。
私の場合、1万円以上も安かった・・・。
でも仕方ないですね。
こちら、やっぱり部品は2.4Lのエンジンの方が安くつくんですね。
オルタネーターが故障した時の症状とは。
今回私のエスティマのオルタネーターが故障した時は、あまり症状としては出ていませんでした。
前の日に、少しエンジンからモーターのような音が大きくなってきたような気がしていたんですが、年式も古くなってきて、距離も伸びてきているからそんなもんだろうと思っていたんですが、それがいけなかったんですね。
すぐに修理工場で見てもらうべきでした。
そして次の日、さらにモーター音が大きくなり、最終的にはバックギアに入れたところでエンジンがストップ!
動かなくなってしまいまいました。
止まる直前には、ハンドルが重たくなりカーナビの画面がチカチカし始めて、スピードメーターの中にあるバッテリーの警告灯は点灯していました。
その症状になってすぐにエンジンが止まったので、もう少し早く警告灯を出してくれていれば、もう少し対処できたかもしれませんけどね。
なのであくまでも一般的には
・ハンドルが重たくなる。
・電装品が消える。
・メーター内のバッテリーの警告灯が点灯する。
オルタネーターは、10年10万キロが交換の目安だそうです。
(15万キロも走ればそりゃ壊れるか・・・)
しかし、電装品なのでいつ壊れるかはわかりません。
私の知り合いの、70ヴォクシーは7万キロで壊れた人もいたので、10万きりも持たない車だってあるんですね。
なので、ある程度走行距離が増えてきた車は、定期的にショップ等でオルタネーターの点検をしてもらった方がいいかもしれませんね。
専用のテスターがあるので、しっかり測ってもらった方が、確実で弱っていたら交換の準備もできますしね。
まとめ
今回の修理は、突然で痛い出費になってしまいました。
前回、ウォーターポンプが故障した時に、エンジンを下ろしたので、ついでにオルタネーターも交換してもらっていたら工賃が掛からなかった!
と少し後悔しましたが、20万ほどの修理に後5万円出して、予備整備をしようとは到底思いませんでした。
もし、距離が10万キロを超えていて、エンジンを下ろす作業があるエスティマ乗りの方がいたら、ついでにオルタネーターを交換することをおススメします。
ってそんな人、滅多にいないか・・・。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。