暑い暑いから、寒い寒いが口癖に変わってきた今日この頃ですが、あなたの地域ではどうでしょうか?
そろそろ、どのメーカーのスタッドレスタイヤにしようか迷っているころでしょう。
スタッドレスタイヤの選び方って人それぞれですよね。
価格重視?
性能重視?
ブランド重視?
それぞれの魅力は有ると思いますが、私的にはわざわざ安全のために新たに買うタイヤなので、性能を重視してもらってもいいのではないかと考えます。
もしかしたら、今年は雪が降らないかもしれない。
暖冬で、スタッドレスタイヤの活躍が殆ど無いかもしれない。
でも、安全の対策をしているに越したことないじゃないですか?
もし、出先で大雪に見舞われたら、もちろん安全な方がいいと思います。
そこで、本日はミシュランタイヤの紹介です。
スタッドレスタイヤでミシュランタイヤ?
スタッドレスタイヤなら、ブリヂストンやヨコハマがよく紹介されますが、海外ブランドのミシュランもいいタイヤなんですよ。
よく、海外のタイヤは日本の機構に合っていない!なんていう人もいますが、
現在発売されているミシュランの最新スタッドレスタイヤの
『X-ICE3+(エックスアイス スリープラス)』は、日本でも開発され北海道でテストもされているですよ。
そんな、ミシュランのX-ICE3+の評判や日本のメーカーとの違いなんかをお話したいと思います。
研修生
店長!
よく聞かれるんが、ミシュランのスタッドレスってどうなんですか?
海外メーカーなので、日本で使うのはやっぱりあっていないんですかね?
店長
そんなことないよ。
今は、日本の群馬に開発研究所があるし、北海道で走行テストをしているので、日本を意識して作られていると言っても過言ではないかな。
やはり日本の冬の気候は、世界で見ても変化が大きいのでタイヤを作りにくいみたいだよ。
研修生
日本に研究所が有るんですね。
店長
日本だけじゃないけど、群馬の研究所はかなり重要な拠点みたいだね。
最近ではトヨタなど、日本のカーメーカーの純正タイヤにもミシュランがよく使われているので、日本を意識しているのは間違いないね。
研修生
ミシュランってフランスのメーカーでしたっけ?
店長
そうだね。
フランスだから、気候も北海道ほど寒くはなく、東京よりも寒いと言ったところだろうか。
研修生
フランスもよく雪が積もるんですかね?
店長
そこまで積雪はない見たいんだね。
もちろん積もることもあるけど、道路で融けてしまってジャーベット状になることも多いみたいだよ!
研修生
それなら、日本の東京当たりの気候とも似ているのかも知れませんね。
スタッドレスタイヤとしての性能ってどうなんですか?
店長
ミシュランからは、2017年に新しいスタッドレスタイヤ
『X-ICE3+』が発売になっているね。
結構評判はいいらいよ。
研修生
僕も気になってきました。
もう少し詳しく教えてください。
店長
わかったよ!
では、ミシュランのスタッドレスタイヤについて詳しく解説するね。
ミシュランのスタッドレスタイヤとは?
ミシュランと聞いて、車の事をあまり詳しくない方でも、知っているのではないでしょうか?
あのミシュランガイドのミシュランです。
タイヤメーカーだったんですね!!
そのミシュランは、実は日本で初めてスタッドレスタイヤを商品化し販売したタイヤメーカーでもあります。
意外でしかた?
日本が、スパイクタイヤを廃止している頃、ミシュランはスタッドレスタイヤを開発研究をし日本で初めて販売し始めたメーカーなのです。
そんな、日本にとっても身近なミシュランタイヤのスタッドレスですが、
研究や走行テストも日本で行っているので、決して日本の気候に合っていないわけではありません。
日本の冬は、変化が大きくタイヤ開発にはとっても難しい気候だそうです。
常に凍結しているような地域なら、アイス専用タイヤなんていうスタッドレスタイヤも出ていますが、
日本は、凍結したり、積雪があったり、雨でウエットになったり、乾燥したりとあらゆる状況が考えられるので、
全ての環境で安全でなければなりません。
そこが、日本の気候の難しさであり、それに対応している日本のスタッドレスの優れたところとも言えるでしょう。
ミシュランは、海外のタイヤメーカーの中では、日本の気候に合ったスタッドレスタイヤだといえると思います。
最新作『X-ICE3+』とはどんなタイヤ?
この『X-ICE3+』は2017年に発売されましたが、サイズがメインサイズしかなく、2018年に22サイズが追加されました。
全部で37種類で、乗用車サイズ15インチ以上しか設定は有りません。
15インチ以下のサイズや、軽自自動車サイズ、ランフラットなんかはまだ前のモデルである
『X-ICE3』が現行モデルとして販売されています。
(2018年現在)
しかし、見た目は同じです!!
『X-ICE3+』という名称だけあって、タイヤパタンは前モデルの『X-ICE3』と同じなのです。
最近の日本メーカーのスタッドレスタイヤは左右非対称のタイヤパタンを使っています。
(参考、ブリヂストン ブリザックVRX2)
それに対して、ミシュランのスタッドレスタイヤは回転方向がある左右対称パタンになっています。
夏タイヤの上級モデルが左右非対称パタンが採用さえれているんで、左右対称が拘りってわけではなさそうですが、スタッドレスタイヤはまだ回転方向があるパタンになっています。
『X-ICE3』からは、タイヤのゴム質(コンパウンド)が変更になっているようです。
Mチップと言う薬剤?がタイヤ表面に出た時に融けだし、その空間に空洞を作り水分を吸い上げ除水する仕組みで凍結時の性能を向上させています。
この方法は、日本のメーカーでもありましたね。
ブリヂストンやヨコハマは、物質をタイヤの中に入れるのではなく、ゴム自体に空洞を作っているので、軟らかいゴムで凍結路の性能を上げているので、原理としては同じと言えます。
ミシュランのスタッドレスタイヤの特徴としては、
速度記号(スピードレンジ)が『Q』ではないと言う事です。
速度記号の詳しい解説は
『注意】スタッドレスはスピードが出せない?高速走行に弱いタイヤだった。』
の記事に有りますので参考にしてください。
日本のタイヤメーカーのスタッドレスタイヤは、殆どが速度記号『Q』なので最高速度が160km/hです。
それにくれべてミシュランは
速度記号が『T』190km/hか、『H』210km/hなのですね。
そこまで出さないから関係ない思いましたか?
速度記号は、最高速の限界を表しています。
巡航速度は限界速度より遅い方がいいので、8割の力で走ったとしても128km/hぐらいまでがいいでしょう。
そう考えると、スピードレンジが大きい方が高速を走る時に能力に余裕があるので、安心できると言えるでしょう。
後は、ミシュランのスタッドレスタイヤには
XL規格(エクストラロード規格)が多く設定されていると言う事です。
XL規格は、ヨーロッパの規格なので、当然と言えば当然ですね。
エクストラロード規格のタイヤについての詳しい説明は
『エクストラロード規格のタイヤは空気圧に注意?標準では足りない?』
の記事で解説しているので参考にしてください。
やはり、日本でも開発されているとは言え、ヨーロッパの気候や車の事もしっかり考えられているのですね。
ヨーロッパなどでは、重量がある車を高い速度域で長い距離を走る事も多く、あまり柔らか過ぎたり高速に耐えられないタイヤは不向きなのかも知れませんね。
ミシュランのスタッドレスが向いている車は?
ここからは、私が聞いた体験談や主観を元に書きますが、
ミシュランのスタッドレスタイヤ『X-ICE3+』をオススメしたい車の乗り方をする方は
・高速もあるてい度乗る。
・しっかりしたスタッドレスがいい。
・重量のある車。
等ですね。
印象としては、日本のスタッドレスタイヤと比べると、しっかりした印象ですね。
凍結路では、ブリヂストンやヨコハマには敵わないそうですが、決して悪くない性能を持っています。
それでいて、乾燥路やウエット性能もよいとなれば、年に数回しか雪が降らないような地域の方には満足できるのではないでしょうか。
ミシュランのスタッドレスタイヤを安く買えるお店とは?
ミシュランタイヤの取扱店は、数多くあります。
このようにインターネットでも買えますし
カー用品店の大手、オートバックスやイエローハットでも取り扱いしています。
大手カー用品店では、プライベートブランドや知名度の高いブリヂストン、格安のアジアンタイヤなどを多く置いているので、ミシュランを在庫として多く置いている店は少ないのかもしれません。
ミシュランのタイヤは、決して安い分類のタイヤメーカーではないので、店舗としても在庫リスクをとってしまうのでしょう。
そこで穴場?なのがコストコです!
コストコはアメリカ生まれの大型会員制倉庫店です。
ここで主に扱っているのは、ミシュラン・ヨコハマ・ブリヂストン・ピレリーと言ったメーカーが主流でその中でも
ミシュランとヨコハマは、定期的にセールをするので、他の量販店より安いことも多いのです。
コストコで安くタイヤを買う方法は
『コストコのタイヤ交換は意外と安い?驚きのアウターサービスも!!』
の記事にありますので参考にしてください。
お近くにコストコがあるなら一度見に行ってみてください。
会員さんでなくても見積もりだけなら、とってくれたはずです。
(購入には会員になる必要があります)
まとめ
ミシュランのスタッドレスタイヤについて書いてみました。
この時期になると、どこのメーカーのスタッドレスタイヤがいいのかの話題が絶えませんが、私が思うにはどこがいいかは人によって、車によって違うと思います。
しかし、安全のためにスタッドレスタイヤを履くのには変わりがありません。
あなたにあった安全なスタッドレスタイヤに出会える事を願っています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。